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最終更新日:2025年8月1日

乱ぐい歯とは?歯がガタガタになる原因・リスク・治療法を詳しく解説

乱ぐい歯 アイキャッチ

鏡を見て「歯並びがガタガタしているかも…」と気になったことはありませんか?

いわゆる「乱ぐい歯」は、見た目だけでなく虫歯や口臭、発音への悪影響など、さまざまな問題を引き起こすおそれがあります。

この記事では、乱ぐい歯の原因や放置するリスク、矯正などの治療法についてわかりやすく解説します。

「自分も乱ぐい歯かも?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

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歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

乱ぐい歯とは?

乱ぐい歯1

乱ぐい歯(乱杭歯)とは、歯がガタガタに重なって生えている状態を指します。

「叢生(そうせい)」とも呼ばれ、歯がきれいに並ぶスペースが足りないことで、歯が斜めに生えたり、前後にずれて生えたりするのが特徴です。

見た目が気になるだけでなく、磨き残しが出やすく虫歯や歯周病のリスクが高まる、噛み合わせが悪くなるなどの問題にもつながります。

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乱ぐい歯になる主な原因

乱ぐい歯は、歯の大きさやあごの骨格、生活習慣など、さまざまな要因が組み合わさって起こります。

代表的な原因は以下のとおりです。

①あごが小さく、歯が並ぶスペースが足りないtoggle-arrow

現代人はあごが小さい傾向があり、歯がきれいに並ぶためのスペースが不足しやすくなっています。

②歯の大きさが大きいtoggle-arrow

歯に対してあごが小さいと、歯が並びきらず、ガタガタになってしまいます。

③乳歯の早期脱落や虫歯toggle-arrow

本来のタイミングより早く乳歯が抜けたり、虫歯でスペースが狭くなったりすると、永久歯がずれた位置に生えてくることがあります。

④舌癖や指しゃぶりなどの癖toggle-arrow

舌で歯を押す癖や、長期間の指しゃぶりは、歯並びやあごの発達に影響を与える可能性があります。

乱ぐい歯を放置する4つのリスク

乱ぐい歯2

乱ぐい歯をそのままにしておくと、見た目の問題だけでなく、健康面でもさまざまなリスクを引き起こす可能性があります。

ここでは代表的な4つのリスクを見ていきましょう。

①虫歯や歯周病のリスクが上がる

乱ぐい歯は歯と歯が重なっていたり、デコボコしていたりするため、歯ブラシの毛先が届きにくくなります。

その結果、歯垢(プラーク)が残りやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。

特に、歯の裏側や歯の重なり部分は磨き残しが出やすく、知らないうちに進行してしまうことも。

定期的な歯科検診やプロのクリーニングでも対処しきれない場合は、根本的な歯並びの改善が必要です。

②口臭や口内炎の原因になる

乱ぐい歯による磨き残しや歯周病の進行は、口臭の原因にもなります。

歯垢や歯石がたまると、口の中で細菌が増殖し、不快なにおいを発することがあるからです。

また、歯がガタガタしていると、歯や頬の粘膜がこすれやすくなり、口内炎が頻繁にできてしまう人も。

慢性的な炎症が起こると、口の中の不快感が続いてしまいます。

③見た目のコンプレックスにつながる

乱ぐい歯は、笑ったときや話したときにどうしても目立ちやすく、他人の視線が気になる原因になることも。

そのため、歯並びにコンプレックスを感じて、人前で口元を隠したり、笑顔が減ったりしてしまうケースもあります。

外見への自信が持てなくなると、対人関係や仕事上のコミュニケーションにも影響が出ることがあり、精神的なストレスにもつながりかねません。

④発音や咀嚼に支障が出ることもある

歯並びが乱れていると、舌の動きや空気の通り道に影響が出るため、「サ行」や「タ行」などの発音が不明瞭になることがあります。

聞き返されることが増えると、会話に自信が持てなくなる人も少なくありません。

また、噛み合わせが悪くなると、食べ物をうまく噛み切れなかったり、奥歯に負担がかかったりすることで、胃腸への負担が増えることもあります。

乱ぐい歯を整える3つの方法

乱ぐい歯3

乱ぐい歯は自然に治ることはほとんどなく、基本的には専門的な治療が必要です。

見た目だけでなく噛み合わせまでしっかり整えるためには、自分に合った治療法を選ぶことが大切。

ここでは、代表的な3つの治療法について紹介します。

①ワイヤー矯正:幅広い症例に対応

ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、ワイヤーの力で歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。

軽度〜重度の乱ぐい歯まで幅広く対応しており、細かく歯をコントロールできるのが特徴です。

目立ちやすい表側矯正のほか、裏側矯正(舌側矯正)を選べば見た目の違和感も軽減できます。

治療期間は一般的に1〜3年ほどかかりますが、確実性の高い方法として多くの方に選ばれている方法です。

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②マウスピース矯正:軽度~中度の症例に対応

マウスピース矯正は、透明で取り外し可能なマウスピースを一定期間ごとに交換しながら、歯を少しずつ動かしていく治療法です。

軽度〜中度の乱ぐい歯に適しており、見た目が気にならない点や、食事・歯磨きの際に外せる点がメリットです。

ただし、自己管理が必要なため、1日20時間以上の装着を守れるかどうかが成功のポイントになります。

比較的通院回数も少なく済むため、忙しい方にも人気の治療法です。

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③セラミック治療:短期間で見た目を整えたい人向け

セラミック治療は、歯の表面を削ってセラミック製のかぶせ物を装着し、歯並びを整える方法です。

いわゆる「審美歯科」の一種で、短期間で見た目を整えたい人に向いています。

ただし、歯を削る必要があることや、噛み合わせの調整には向いていない点には注意が必要。

見た目を優先したいケースに限り、歯科医師と十分に相談した上で検討しましょう。

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自分の乱ぐい歯にはどの治療法が合っているのか、気になった方はまずは無料診断から始めてみましょう。

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乱ぐい歯をマウスピース矯正で治した症例

ここでは、実際に乱ぐい歯をマウスピース矯正で治療した症例を紹介します。

症例①:総額33万円/治療期間3ヶ月

乱ぐい歯症例写真データ(ガタガタ3ヶ月)

上の前歯の重なりが目立っていましたが、マウスピース矯正によって、見た目に変化が感じられるようになりました。

症例②:総額33万円/治療期間4ヶ月

乱ぐい歯症例写真データ(4ヶ月)

下の前歯のガタつきがありましたが、段階的に歯を動かしていくことで、歯列に整いが見られるようになりました。

症例③:総額66万円/治療期間13ヶ月

乱ぐい歯症例写真データ(13ヶ月プロ)

上下の前歯の叢生が顕著でしたが、継続的なマウスピース矯正により、噛み合わせや歯列全体に変化が見られました。

マウスピース矯正でどこまで歯並びが整うのか、自分の歯並びも診断してみたい方は、無料でチェックしてみましょう。

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乱ぐい歯に関するよくある質問(FAQ)

乱ぐい歯4

乱ぐい歯について、よくある疑問や気になるポイントをQ&A形式でまとめました。

気になることがあれば、まずはこちらをチェックしてみてください。

乱抗歯の読み方は?

「らんぐいば」と読みます。漢字表記が難しく読みづらいため、普段はひらがな表記が使われるケースが多いです。

歯科では「叢生(そうせい)」という専門用語で表現されることもあります。

乱ぐい歯の治療にかかる費用は?

治療法や歯並びの状態によって異なりますが、部分的な矯正であれば30〜40万円前後、全体矯正では60〜100万円程度が相場。

マウスピース矯正・ワイヤー矯正・セラミック治療など、治療法によって費用も大きく変わるため、まずはカウンセリングで見積もりを確認するのがおすすめです。

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乱ぐい歯かも?と思ったら、まずは気軽に相談を

乱ぐい歯は、見た目の問題だけでなく、虫歯や歯周病、口臭、発音や咀嚼のしづらさなど、さまざまなリスクを引き起こす可能性があります。

将来的なトラブルを防ぐためにも、乱ぐい歯は放置せず、早めに対処することが大切です。

矯正方法にはワイヤー・マウスピース・セラミック治療など複数あり、症例によって最適な選択肢は異なります。

「自分の乱ぐい歯はどの方法で治せるのか?」が気になる方は、まずは無料診断を受けてみましょう。

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