logo
料金 症例 クリニック
マウスピース矯正
最終更新日:2025年8月7日

受け口はマウスピース矯正で治る?治療法と改善した症例を解説

マウスピース矯正で受け口は治せる!実際に改善した症例を紹介

「受け口だけど、マウスピース矯正で本当に治せるのかな?」
そんな疑問を抱えていませんか?

マウスピース矯正は、歯の傾きや位置が原因の軽度な受け口には対応できることがありますが、骨格に問題があるケースでは適応外となることもあります。だからこそ、自分の受け口がどのタイプかを知ることが、治療の第一歩です。

本記事では、マウスピース矯正で治せる受け口と治せない受け口の違いをわかりやすく解説し、実際の症例や費用・期間・よくある疑問にもお答えします。

自分の受け口が気になる方、マウスピース矯正で治せるのか知りたい方、費用や期間はどれくらいかかるのかを知りたい方は必見です。

万樹さんアイコン
歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

【結論】マウスピース矯正で治せる受け口・治せない受け口

受け口の症例

受け口で悩んでいる方の中には、マウスピース矯正で治したいと考えている方もいるでしょう。受け口には2つのタイプがあり、マウスピース矯正で治せるケースと治せないケースがあります。

受け口のタイプ
  • 歯の生え方に問題があるタイプ

  • あごの骨に問題があるタイプ

①歯の生え方に問題がある場合→マウスピース矯正で改善が望める

歯の生え方が原因の受け口は、比較的軽度である場合が多いため、マウスピース矯正で治せる可能性があります。

具体的には、上の歯が内側に生えていたり、下の歯が外側に生えていたりすることで生じる受け口のことです

マウスピース矯正では、歯の角度や位置のズレを少しずつ計画的に移動できるため、噛み合わせのバランスを整えるのに適しています。特に骨格には問題がなく、歯列のコントロールで治せる受け口であれば、ワイヤーを使わずに治療できるケースも少なくありません。

②あごの骨に問題がある場合→マウスピース矯正では難しい

あごの骨格自体に問題があるタイプの受け口は、マウスピース矯正だけでは対応が難しいケースが多いです。

具体的には、下あごが前に突出していたり、上あごの成長が不十分だったりといった、骨格バランスに起因するものです

マウスピース矯正は歯の位置を細かく調整するのは得意。しかし、歯の大きな移動やあごの骨格の改善まではできません。そのため、外科手術を伴う歯科矯正(外科矯正)やワイヤー矯正が必要になる場合があります。

まずは今の受け口の状態を検査してもらうことが大切

ここまでマウスピース矯正で治せる受け口・治せない受け口を紹介しましたが、自己判断は禁物。実際に治療可能かどうかを知るには歯科クリニックで検査・診断を受けなければいけません

歯科クリニックの矯正検査・診断は有料であることもありますが、 Oh my teethでは無料でマウスピース矯正の精密検査を実施しています。矯正モニターも募集しているので、ぜひご検討ください。

👉Oh my teeth の体験モニターを利用して謝礼金&ホワイトニング1ヶ月分をもらう

受け口をマウスピース矯正で治すメリット・デメリット

マウスピース矯正のメリット・デメリット

受け口の治療方法として、マウスピース矯正を検討する方も増えています。しかし、治療を始める前にメリットとデメリットを正しく理解することが大切です。

ここでは、マウスピース矯正の特徴をわかりやすく解説します。

【メリット】目立たない・痛みが少ない・通院回数が少ない

マウスピース矯正の大きなメリットは、透明で目立ちにくく、日常生活に馴染みやすいことです。接客業や人前に出る機会が多い方でも、装着中の見た目を気にせずに矯正を続けられます。

さらに、マウスピースはワイヤー矯正のようにブラケットやワイヤーで歯を強く引っ張るのではなく、段階的な圧力で歯を動かすため、装着時の痛みが少ないとされています。ストレスなく続けやすい点も魅力です。

また、治療計画に沿って自宅でマウスピースを交換していく形式のため、定期的な通院回数が少ないのも忙しい方にとって嬉しいポイントです。

【デメリット】適応症例が限られる・自己管理が必須

マウスピース矯正はすべての受け口に対応できるわけではありません。骨格に問題があるケースや、複雑な噛み合わせの調整が必要な場合には、ワイヤー矯正や外科的なアプローチのほうが適していることもあります。

また、1日20時間以上の装着が必要なため、自己管理ができないと十分な効果が得られない可能性があります。マウスピースの着け外しが自由である反面、「食事のあとにうっかり再装着を忘れる」「装着時間が短い」といったことがあると、予定通りに治療が進まなくなるリスクもあるのです。

受け口のマウスピース矯正にかかる費用

マウスピース矯正の値段の目安

受け口のマウスピース矯正の費用は、治療範囲(部分矯正 or 全体矯正)によって大きく異なります

受け口の症状や希望する治療ゴールによって適切なプランが変わるため、あらかじめ費用の目安を把握しておくと安心です。

部分矯正の費用目安は10万~40万円

部分矯正の費用目安は10万~40万円で、全体矯正よりも費用を抑えられます。

ただし、部分矯正は前歯のガタガタした歯並びや、矯正後の後戻りなど比較的軽度な症例に適しています。そのため、受け口は部分矯正で治すのが難しく、全体矯正が適応になることが多いです。

軽度の受け口にはどんな矯正方法がある?

全体矯正の費用目安は60万~100万円

全体矯正の費用目安は60万~100万円です。部分矯正よりも治せる範囲が広く、使用するマウスピースの枚数が多くなるため、費用は高額になります。

マウスピースの全体矯正では、軽度から中等度までの受け口に対応しやすいです

骨格的な問題が大きいケースや抜歯を伴う症例では、マウスピース矯正が適応外となり、ワイヤー矯正が推奨される場合もあります

\あわせて読みたい/

受け口のマウスピース矯正にかかる期間

受け口のマウスピース矯正にかかる期間は、症状の程度や治療範囲によって異なります。前歯のみを動かす軽度のケースであれば短期間で済むこともありますが、歯列全体を整える必要がある場合は長期になる傾向にあります。

以下は、一般的な治療期間の目安です。

マウスピース矯正の期間の目安

ただし、期間はマウスピースの装着時間(1日20時間以上)を守れているかどうかにも大きく左右されます

また、矯正終了後は、歯並びが元の位置に戻らないように保定装置をつける必要があります。保定装置は1年以上つける必要があるため、その期間も考慮しておくとよいでしょう。

受け口をマウスピース矯正で改善した症例(ビフォーアフター)

ここでは「本当にマウスピースで受け口が治るの?」と感じている方に向けて、Oh my teethで行った実際の症例をご紹介します。写真付きで治療前後の変化を見ていただくことで、具体的なイメージが湧くはずです。

【症例①】部分矯正で受け口を改善したケース

治療前は上の前歯が内側に倒れ、下の前歯が前に出ている状態でした。治療後は歯列全体のバランスが整い、自然で美しい噛み合わせになっています。

受け口(反対咬合)の症例
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:5ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

【症例②】全体矯正で受け口を改善したケース

特に上の歯列にガタつきが見られ、下の歯列が前に出ているような状態でした。矯正後は歯列全体の凹凸がなくなり、自然な噛み合わせに整っています。

受け口 30代前半女性 症例写真
  • 総額:66万円 (税込)

  • 期間:9ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

前歯のマウスピース矯正の症例をもっと見る

受け口のマウスピース矯正に関するよくある質問(FAQ)

Oh my teethのマウスピース矯正は痛い?痛みへのサポート体制も含めて解説!

最後に、受け口のマウスピース矯正を検討している方からよくいただく疑問にお答えします。不安や疑問をクリアにしてから治療に進むことで、納得感のある選択ができるはずです。

Q. 受け口のマウスピース矯正治療は、ワイヤー矯正と比べてどちらが早く治る?

症状が軽度であれば、マウスピース矯正の方が短期間で完了するケースもあります。これは、動かす範囲が限られており、通院頻度の少ないマウスピース矯正のほうが効率的に治療を進めやすいためです。

一方で、骨格的な問題や抜歯が必要なケースでは、ワイヤー矯正の方が適していることもあります。

治療期間は症状と矯正方法の適合度で大きく変わるため、事前の精密検査や診察での確認が不可欠です

Q. 受け口のマウスピース矯正治療では、アタッチメントは必ずつける?

マウスピース矯正では、多くのケースでアタッチメントを装着します

アタッチメントとは、歯の表面に小さな樹脂の突起をつけてマウスピースとの密着度を高め、より精密に歯を動かすための補助装置です。透明で目立ちにくく、普段の生活で気になることはほとんどありません。

使用の有無や位置・数は症状によって異なるため、歯科医師の判断が必要です。

Q. 受け口治療のために「ゴムかけ」は必要?

受け口のマウスピース矯正では、症状によって「ゴムかけ」が必要になることがあります

ゴムかけとは、上下のマウスピースに小さな輪ゴムをかけて、噛み合わせのズレを調整する補助的な処置です。特に上下の歯列の位置関係をコントロールしたい場合に用いられます。

使用の有無や期間は、症例ごとに異なるため、事前に歯科医師から丁寧な説明があります。不安がある方は、診断時に確認しておくと安心です。

あなたの受け口がマウスピース矯正で治るか、まずは無料診断で確認を

カウンセリングをする医師

受け口の中でも、あごの骨に問題がある場合はマウスピース矯正での治療が難しいですが、歯の生え方に問題がある場合はマウスピース矯正で改善を図れます。

ただし、歯の生え方に問題がある受け口すべてがマウスピース矯正で治せるわけではありません。あなたの受け口にぴったりの治療法を知るには、歯科クリニックで検査・診断を受ける必要があります。

マウスピース矯正 Oh my teeth導入クリニックでは、あなたの受け口の状態を検査し、マウスピース矯正で治療できるかどうかを無料で診断できます。歯並びのお悩みを歯科医師に直接ご相談いただけるだけでなく、当日聞きそびれたことはLINEで24時間質問OKです。

まずはお気軽にお近くの導入クリニックにお越しください。

ユーザーボイス
マウスピース矯正 Oh my teethの無料診断を予約する

矯正についてもっと知る

ドクター所属学会(一部)

矯正歯科治療にともなうリスクについて